街起こしで大成功をおさめた長浜市とアセビ展

先日、長浜市の大通寺で開催されているアセビ展を
訪ねました。アセビは漢字で書くと「馬酔木」。
葉っぱに毒素があり、馬が口にすると「酔」うが如くにふら
ようになる「木」と言うことから付いた名前だそうです。

3時間無料の駐車場に車を止め、徒歩で大通寺をめざします。
*駐車場から2分ほどで、現存する最古の駅舎に。
 この駅舎は明治15年からあり、現在は「鉄道記念物」に
 指定され、明治の鉄道の姿を今に伝えています。
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*最古の駅舎から約3分で現役の駅舎「JR長浜駅」へ。
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*駅前は陸橋が架けられ、60年前(^^;の面影はありません。
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*「大通寺」は長浜駅からおよそ10分です。
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           大通寺 表参道

*無礙智山(むげちさん)大通寺
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「長浜御坊」または「ごぼうさん」の名で親しまれています。

*アセビの盆栽展は全国的にも珍しいそうです。IMG_7207.JPG

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     スズランに似た壺型の小花を房状につけるアセビ。


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*大広間に展示されていました。
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*蘭亭庭 (国指定名勝庭園)
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さて、街起こしで大成功を収めた長浜市ですが、
その道のりはとても厳しかったようです。
70年代からの相次ぐ大型店の郊外進出に圧され、廃業を
余儀なくする店舗や、「西友」が長浜楽市と言う大型のSC
を開店し、旧商店街から50店舗もが引き抜かれたりで、
街は全く活気を失ってしまいました。
そこへ追い打ちをかけるように、「第百三十銀行長浜支店」
の解体話が持ちあがります。

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「第百三十銀行長浜支店」は明治33年の建築で外壁が黒漆喰の
仕上げで大変由緒があり「黒壁銀行」として市民から親しまれ
ていました。何とか「黒壁銀行」を残す事ができないだろうか
街の有志が立ち上がり、昭和63年、第三セクター
「(株)黒壁」が設立され、「ガラス工芸」を軸に街づくりを
はじめました。平成3年からは、米原止まりだった新快速が長浜
まで乗り入れと相まって大成功を収めます。

*旧黒壁銀行(黒壁ガラス館)(左側の建物・ネットからお借りしました)
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  このガラス館をはじめ、ガラス工芸・郷土料理店などが
      北国街道を中心にひろがっています。
    私が子供の頃には考えられなかった光景です。

その昔、街の有志の方々が話し合いを重ねて黒壁の前で1時間程
立っていた時、通行人は4人と犬1匹だったと言う逸話が。
それが今では年間200万人超えるお客さんを迎えています。
また彦根市では、「国宝(彦根城)が黒壁に負けた」とも
ささやかれ、事実集客数では断然、黒壁の方が多いようです。

*大通寺の近辺では「長浜曳山祭り」(子供歌舞伎)
 の準備でしょうか。
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「長浜曳山祭」は城主であった秀吉公が男子誕生を祝って
町民に金(きん)をふるまい、喜んだ町民が山車を造り、
八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりと言われています。
祇園祭・高山祭と並んで日本三大山車祭のひとつであり、
平成28年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

*長浜市は「石田三成公」の出身地でもあります。IMG_7236.JPG

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  長浜駅前広場に設置されていますが、二人の出逢いは
    旧木之本町もしくは米原市と言う説があります。









   

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