早く会いたいから回らずに行きます
19日、今年初めての「KWA(NPO法人京都ウォーキング協会)」
主催のウォーキングに参加しました。
「卯年」にちなみ大津市の「三尾みお神社」が目的地です。
*三尾神社 石柱(最上部にウサギさんが見えます)
コースは JR琵琶湖線 南草津駅集合 → 矢橋やばせ大橋 →
矢橋帰帆島公園 → 帰帆南橋 → 近江大橋 → 石場の渡し跡 →
浜大津 → 三尾神社(めおと卯)→ JR琵琶湖線 大津駅が
解散地で、いただいた地図にはおよそ13km と記されています。
*JR琵琶湖線 南草津駅
南草津駅の開業は 平成6年9月で新しいです。
平成23年3月から新快速も停車し、26年には滋賀では草津駅
を抜いて一日の利用者数一位となりましたが、令和2年の
コロナ禍では草津駅にトップの座を譲ったと記されています。
*駅前広場で9時30分から受付。9時頃の様子です。
よく知られたことわざで「急がば回れ」がありますね。
「早く着こうと思うなら、危険な近道よりも遠くても安全な
方法をとった方が賢明である」・・・この語源が琵琶湖で、
「草津から京へ向かうには、矢橋(草津市内)から琵琶湖を
横断する方が、瀬田の唐橋経由の陸路よりも近道である。
でも、比叡山から吹き降ろす風で船が転覆する事故が度々
あった事から陸路を利用する『急がば回れ』が生まれた」
のだそうです。
滋賀で生まれ・育ち・今なお住みついている茶々。(笑)
「急がば回れ」の語源が琵琶湖とは!!
それを知ったのはつい10年ほど前でした。(>_<) (-_-;)
・・・で、今回のウォークのタイトルは
『ウサギに逢いたくて 急ぐので回らず 会いにいく』です。
*いっぱいのバッジ。凄いなぁ~(^-^) 茶々はこれだけ。(-_-;)
*出発から約40分。矢橋大橋を渡り帰帆島に到着。
矢橋帰帆島は下水処理の為に造られた人工島です。
昭和53年着工・57年下水道浄化センターとして運用開始。
この人工島は、テニスコートやプールなどスポーツ施設が充実
の他、子供の広場やキャンプ場などもあり、家族やグループ
で一日のんびり過ごせそうです。駐車場も無料。
*矢橋帰帆島から望む対岸の比叡山。
矢橋帰帆島から一旦本土に戻ります。写真を撮りつつ皆さんに
はぐれないように歩くので、ここはどの辺?と、地図を広げる
余裕はなく、帰宅後「近江大橋を渡ったのは帰帆島から一旦
本土に戻ってからやったんや~」と気づくエエ加減な茶々。(-_-;)
*近江大橋は本土に戻ってから渡りました。
草津市と大津市を結ぶ近江大橋は全長 1290m。
水面からの最高点は 11.7m。
昭和49年9月開通。昭和60年3月に4車線となりました。
近江大橋を渡り、いよいよウサギさんの待つ大津市です。
*石場の常夜灯。高さ約 8.4m。
対岸の矢橋間の渡し船の目印として幕末に、大津・京・大坂
等の船仲間により建立されました。
湖岸の埋め立てと共に二度移転しています。
*大津の湖岸から見る、歩いて来た近江大橋です。
参加者さんの中で地元と思われる方が「街中を歩かずに湖岸
を歩いても三尾神社に行ける」とおっしゃったので湖岸を
歩くと、おかげで滋賀県の小学5年生が船上で宿泊体験できる
「うみのこ」や観光船「ミシガン」そして、噴き上げられる
世界最大級と言われる噴水を見る事ができました。
*噴水と「うみのこ」
*住宅街には大津絵のマンホールが。
*やっとこさ三尾神社に到着しました。12時30分頃。
三尾神社は、ウサギが神さまのお使いとされている
「卯年生まれの守り神」です。
*ウサギさんの手水舎。オリに囲われています。
ピョコン!と、飛び出さないため? (^^)
三尾神社の縁起は、イザナギノミコトがこの地に降りられ、
長等山の地主神となられました。イザナギノミコトは、
赤・白・黒の腰帯をつけておられ、そのお姿が三つの尾を
引くのに似ている事から「三尾神社」と名付けられました。
ご神紋も「真向きのうさぎ」となっています。
*先ずは参拝です。
*境内の至る所に「真向きのうさぎ」さんが。
*めおと卯
*本殿は檜皮葺。屋根の勾配がとても美しいです。
*御朱印と「卯年の長男」のためにお守りさんをいただき
三尾神社をあとにしました。
*三尾神社から大津駅まで約27分。到着は13時25分頃。
ゴール開設は13時45分迄。間に合って良かったぁ。(^^)/
*帰宅後、歩数と距離を確かめました。大津で湖岸を歩いた
ので少々距離は伸びたのでしょう。約 15.1kmでした。
*翌朝(20日朝)は最低気温 0.1℃。寒いけど 歩くのを休ん
だら、昨日の分がチャラーになるので(笑)頑張りました。
ウォークのコースは霜で真っ白でしたが、歩くと意外に寒く
なく、あと数日で後期高齢者の茶々は元気。有難い事です。